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素直になれない僕は、僕が嫌いだ。

第1章 〜出会い〜


「…」





僕が辺りを見渡していると、

ある男の子と目が合った。





ちょっと猫背っぽくて、眠そうな顔をしていた。



この時は彼に興味がなかった。






けど、この後、僕は彼に恋をしてしまう事など、誰も…ましてや僕さえも知らなかった。










「和、どう?」



翔くんは僕に聞く。









「一回、見学って形で」


僕は言った。









「うん!そうしてくれたら嬉しいよ!」


翔くんは満面の笑みになった。



僕は「ちょっと気持ち悪いよ」と翔くんに言った。







もう一度、彼の方を見ると、見えたのは彼の後ろ姿だけだった。
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