第1章 月曜日
「お客様」
「バカじゃねえよ、健気な男心だろ?わかんねえの?わかんねえ?あーそう。ふーん。この男心がわかんねえなんて、ハットリくん実は二丁目の人なんじゃないの?知らなかったなあ。へーえ」
「お客様」
「おい。何で俺がオカマなんだよ?ふざけんなよキングオブリバース」
「お客様」
「何だよ?ゲロ吐き王に俺はなるってか?間に合ってんだよ、俺ァとっくにゲロ吐き王なの。何なら王様踏み潰して皇帝になる勢いだぞコラ」
「お客様」
「皇帝じゃねえだろ、ゲロリストだ、テメエは。ゲロはな、下痢より痔より質が悪いんだよ。無節操に口から食い物吐き散らかしやがって、吐くんなら自爆ゲロにしとけってんだよ、クソ迷惑な」
「・・・・お客様」
「クソじゃねえよ、ゲロだよ。クソとテロとゲロ一緒にすんな。節操ねえなオイ。お前そんなんだから穴が痔爆テロに狙われっぱなしなんだよ。俺はお前と違って痔ハード戦ってないからね?一緒にしないでくれる?」
「・・・・お客様」
「痔ネタで上手いこと言ってんじゃねえぞ、そこ避けるとこだろ?デリケートな話題だろ?テメエもジャンプを愛するジェントルマンならそんなん嬉しそうにまくしたてんじゃねえよ、ゲロモジャリスト!」
「・・・・・・お客様」
「何?何か増やした?今何か増やしたよね?ゲロとリストの間に何か増し増しして来たよね?いやぁ、とんだ痔ェントルマンだね!あーもういいや。俺はジャンプ買って帰るからお前は痔ャンプ買って帰れ?はい、一件落着~ヤマダくーん、痔ェントルマンの座布団穴空きタイプに替えたげて~!」
「・・・・・・・・」
「どんだけ痔で引っ張るんだよ。他に言うことねえのか?モジャモジャに栄養盗られて頭の中身はスッカスカなんじゃねえのか、お前」
「うぅおきゃあァくさぁまああァァァァああ!!!???」
「うおッ!?」
「おぉッ!?」