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本当は…【黒子のバスケ】

第4章 戸惑いと決意


「あ?」
「頑張れ、大ちゃん」
「おぅ」
「絶対絶対、頑張ってよね!」
「分かってるつーの!」

再会できた大切な幼馴染、今度こそ気持ちを伝えたい。
出来ることなら、幼馴染以上の関係にだってなりたい。

出来る限り協力すると言われ女性の気持ちを知るなど無知に等しい青峰にとってはありがたい事だった。

「取り敢えず明日のオリエンテーションで話しかけてみようよ!」
「オリエンテーション…?」
「先生が話してたでしょ!全クラス体育館に集まるの!」
「…言ってたか?」

ユイの事ばかり考えていた青峰には聞き覚えがないらしく、首を傾げる。

「言ってたよ!」
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