第15章 なんでこんなに汚いんだ
相手ボールでスタートして、まず一人当たる。
バン
男子の投げるボール痛そ...。
私は女子のボールに当たりたい。
そう思いながら逃げる。
赤司っちは....なんだろう、あそこだけボールを当てるなオーラがすごい....気がする....。
変なオーラダダ漏れだよ、赤司っち。
私も当たるのは避けたい。
痛いのは嫌いだから。
ボールが来た。
女子が悲鳴をあげながら逃げている。
よくもまぁあんなキャーキャー言いながら逃げられるなぁ。
そう思って女子らを傍観していたらあっけなくボールに当たってしまった。
女子の投げたボールが当たってラッキーと思いながらコートの外に出る。
うん、あとは観戦してよう。
相手チームには誰が残ってるかな。
あ、黒子くん....。
地味に残ってる....すごい。
ボールに当たらないというか相手の人に気づかれてないというのが正しいかもしれない。
さすが幻のシックスマンと言われるだけのことはあるな。
桃井さんはいつの間にか当たってるし....青峰くんは....うん、まぁ、残るよねー....。