第13章 課題
休憩が終わり、練習が再開した。
課題を邪魔にならないところに置いて、マネージャーの仕事に戻る。
タオルを洗ったり、ドリンクの用意をしたり....色々。
さつきも忙しそう....。
体育館の中は熱気がこもっていて外以上に暑い。
外も暑いが、中はもっと暑くて本格的に夏になったらどうなるのか心配になってきた。
青峰くんのプレー、すごいなぁ....。
楽しそうにやってるけど、あの顔がいずれ冷めたような顔になってくところは見たくないなぁ。
赤司くんもいつか変わっていく....。
やだな。怖いな。
バスケ部の練習を見ていると、いつも怖くなってしまう。
まだ先のことだと分かっていても怖い。
『でも人は変わらなきゃ前には進めないんだよ。』
頭の中でそんな声が聞こえた。
ような気がした。
「危ない!」
頭の中とは違う、現実で誰かが誰かに向けてそう言った。
顔に痛みを感じて思わず両手で顔を押さえ、うずくまった。