第12章 ドリンク作りは難しい
青峰side
ドリンクをもらいに行こうと思って外に出たが誰もいなかった。
てっきり柏木ぐらいいるだろうと思ったが誰もいなかった。
ったく、ドリンク作ってたやつはどこ行ったんだよ。
作りかけだし....。
水道のところには洗ってあるボトルと粉の入った袋が無造作に置かれていただけだった。
そこに柏木が走ってやってきた。
蓮花side
急いで私の全速力で水道のところに戻ると、なぜか青峰くんがいた。
私はというと、全速力で走ったのが久しぶりだったからか運動不足だからなのか息切れが激しくて青峰くんに話しかけるどころじゃなかった。
「お、おい、大丈夫かよ?」
「...はぁ....はぁ....な、なんとか....。」
「ほんとに大丈夫かよ。」
青峰くんがじとっとした目で私を見る。
ようやく呼吸も整ってきたところで話しかける。
「青峰くんここで何してるの?もしかしてさぼり?」
「ばっ...か!ちげーよ!」
「ふふ、冗談よ。ドリンク待ちでしょう?待ってて、すぐ作るから。」
「おう。」
持ってきた計量カップでまず水の量を決めてざっと300mLぐらい入れて、粉も計量スプーンで量って2杯入れてみる。
それを青峰くんに渡した。
「そこで飲んで感想聞かせてよ。」
「おう。.....うっすいぞ。」
「そっか....じゃあ....」
青峰くんの手からボトルをひったくって、薄いと言われたので粉をもう2杯ほど入れてみる。
「今度は、どう?」
ゴク
「お、いい感じじゃね?さっきよりはいいぜ。」
さっきより....って、嬉しいんだか嬉しくないんだか分からないわ....。
青峰くんにまともな感想求めた私がバカだったわ....。