• テキストサイズ

トリップしちゃいました

第4章 多重人格の私


虹村side



「失礼します。」


保健室のドアを足で開けて中に入る。


「あら、虹村くんじゃないの。」


「どうも。」


この保健医はあいかわらず全員の名前覚えてんのか。


すげーな。


「今日はどうしたの?」


「こいつが寝ちゃったんでベッドで寝かせてあげられないっすかね。」


「彼女さん?」


「違いますよ。」


「今日転入してきたらしいです。」


「ああ、柏木さんね。」


「知ってるんですか?」


「ええ。転入生なんて珍しいし。」


「へー。」



許可もらって蓮花....柏木をベッドに寝かせる。


寝息を立ててぐっすり寝ている。


「....なのだよ....。」


「ふはっ!なのだよって....どんだけ気に入ったんだよ。」


笑いをこらえながら離れる。



「じゃあまた部活終わり来るんで、よろしくお願いします。」


「部活頑張って!」


「ありがとうございます。失礼しました。」



さーて、部活部活。



虹村side 終わり
/ 432ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp