第2章 黒の教団・新しい入団者の少年
ー科学室内部。
一同「「… はあぁぁぁ!? お、弟弟子ぃ!?…(クロス元帥…生きてたんだ…)」」
科学室ではプチパニックが起こっていた。
リーバー「…し、室長? どうします?」
コムイ「ん? う〜ん… 取り敢えず中入ってもらおっか。」
リナリー「…じゃあ私、迎えに行ってくるわ。」
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――方、城壁前。
神田「……弟弟子…? …お前、あのエロ元帥の弟子か?」
アレン「(え、エロ元帥!?)え、えぇ…クロス元帥の弟子です。」
『…ね? だから、アレンは敵じゃないわ。…六幻、下ろして?…中、入ろっ…』
フラッ
神田・アレン「!! ユウリ!!(!?)」
リナリー「…っと! 大丈夫?ユウリ。 …も〜神田も君も早く中入って!」
『ん… ごめん、ね、リナリー… もう、大丈夫よ。』
ユウリは、何とかイノセンスの強い波動に耐えていたのだが、一際強い波動に耐え切れず倒れそうになり、駆け付けたリナリーに支えられた。
―教団内にて。
リナリー「私は室長助手のリナリー・リーよ。宜しくね? アレン君。」
アレン「あ、えっと僕は、アレン・ウォーカーです。こちらこそよろしくお願いします。」
そして2人は、仲良く握手をする。そして次にリナリーは、ユウリと神田の方へ向き、また話しを始めた。
リナリー「2人はどうするの?」
『ん? 私達は医務室に行くわ。見てもらわなくちゃダメだから。(苦笑 …じゃあアレン、またね。』
アレン「あ、はい!ユウリ。 …あ、か、神田!…って名前でしたよね、確か。 アレン・ウォーカーです。宜しくお願いします。」
そう言って左手を差し出すアレン。しかし、神田は、「…ふんっ…誰が握手するかよ… 呪われたヤツなんかと」と言い、ユウリの手首を強く握り歩き出した。
アレン「なっ…!?」
『わっ…! ちょ、ちょっと、ユウ!? …もう…あ、アレン、またね! リナリーも!!』
リナリー「えぇ、ユウリもね!…ごめんね、神田任務から帰ってきたばかりだから。 それじゃあ、説明しながら案内して行くわね?」
そして2人は教団内を歩き出した。
アレン「あ、はい!」