第3章 マテールの亡霊
―食堂へと向かう途中。
『///』
神田「…まだ気にしてんのか…」
『…はぁ… ///』
結局、サラシは神田に荒々しくも丁寧に巻き直され、胸は外から見て十分普通より大きいのが分かる。
神田「…はぁ… あんなの今更だろうが… それより…本当に大丈夫なのかよ。」
『だ、大丈夫よぉ… (ん… フゥ… キツい…団服…こんなにキツかったかなぁ?)』
実際に問題なのは、サラシより上に着ている団服だ。今までサラシを巻いて作られていた為に団服の胸周りがキツく、今は胸が圧迫されとても苦しいのだ。
神田「… ユウリ。…着いたぞ。」
『ん? あ、…結構混んでるね。先に席座ってて?』
神田「…あぁ。」
そして神田は、空いてる席へ、主人公は、朝食を貰うため厨房の方へと互いに足を進めた。
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―食堂にて。
ジェリー「あらん! もしかして新入りさ〜ん?」
アレン「…ハ、ハハ… 初めまして、アレン・ウォーカーです!」
主人公が厨房に向かうと、アレンがジェリーに挨拶しているのが見え、『アレンは相変わらず律儀だなぁ。』と思いながら足を進めた。
『クスッ アレン、ジェリー、おはよう。』
アレン「! ユウリ、おはようございます。(微笑)」
ジェリー「アン! ユウリじゃない! 久しぶりね〜!」
『ふふ。ジェリー、注文いい? ジェリー「モチロンOKよん! なに食べるぅ❤」 クスッ えっと、お蕎麦と…そうね…サンドイッチをお願い。』
ジェリー「ふふんっ 神田の分ね!おっまかせあれ! さぁ、貴方はなんにするぅ? なんでも作っちゃうわよー❤」
アレン「何でも…じゃあ、グラタンとポテトとドライカレーと麻婆豆腐とビーフシチューとミートパイとカルパッチョとナシゴレンとチキンにツナサラダとスコーンクッパにトムヤムクン、ライス、あと、デザートにマンゴープリンとみたらし団子を…20本!」
ジェリー「💧アンタ…そんなに食べんの…?あ、お待ちどーさま〜」
『ありがとう。…すごい量ねぇ… ファインダー1「なんだとコラ! もういっぺん言ってみやがれ!!」 ん? …!』
ファインダー2「おい、止めろバズ!」
アレン・ジェリー「ん?」