• テキストサイズ

銀魂 - 雪月花 -

第122章 女にも性欲はある。


頬を真っ赤に染め上げる葵咲を見て、土方は少し照れたような顔を浮かべ、視線を反らしながら頬を掻く。


土方「まぁ…俺も似たような欲求はあるしな。」

葵咲「!!!!!」


その言葉を聞いて葵咲は更に顔を赤く染め上げる。土方も男だ。ぶっちゃけ葵咲が考えている事よりもっと凄い事を考えたりもする。まぁ流石にそれを口にする事は出来ないが。
そして土方は何かを思い出したようにポケットに手を入れた。


土方「ああ、それから…。」


取り出したのはリボンが掛けられた小さな小箱。クルーズに来る前に眺めていた、あの箱だ。あの後リボンを掛けたらしい。
土方は小箱を葵咲の前へとスッと差し出した。


土方「ん。」

葵咲「?」


なんだろう。葵咲は小箱が何か、検討がつかず小首を傾げる。そんな葵咲をじれったく思った土方は少しの苛立ちを見せる。


土方「おい。今日何の日のクルーズなんだよ。」

葵咲「えっ?あっ…!!」


今日のディナークルーズは、クリスマス限定ディナークルーズ。そう、今日はクリスマスイブだ。それを聞いてやっとこの箱が自分へのプレゼントなのだと理解した。


葵咲「開けても良い?」

土方「ああ。」


リボンを解き、箱を空ける。すると顔を覗かせたのは…


葵咲「! ネックレス…。」


ハート型のデザインのネックレスだ。ブレスレットに付いているハートと似たデザイン。まさか土方がそんな粋な計らいをしてくれているとは。目を輝かせて凝視する葵咲を見て、急に恥ずかしくなったのか、土方は照れ隠しの言葉をぶつける。


土方「前付けてたの失くしたっつってたし、パトロール出てた時たまたま見付けたんだよ。たまたま。」


本当にたまたま見付けたのか、実は色々と探し回ってくれたのか。それは定かではないが、純粋にその気持ちが嬉しかった。
/ 1473ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp