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銀魂 - 雪月花 -

第122章 女にも性欲はある。


二人はひとまず団員達に見付からないように船へと入り、クロークへと忍び込む。流石にディナークルーズで帯刀は出来ないという事で、刀を一旦預けていたのだ。幸い、クロークの入口にも中にも団員達はいなかった。二人は素早く自身の刀を見付けて手に取る。
クロークに忍び込んだ際には周りに団員はいなかったが、念の為、周囲の様子を警戒しながら外へ出る。この襲撃の主犯格を見付けるまでは、出来るだけ戦闘は避けたい。今こちら側の戦力が葵咲と土方の二人しかいないという事もあるが、大きな戦闘になれば船に損傷を与える兼ねない。その事を避ける為だ。
二人は船内を静かに駆け抜けながら小声で話す。


葵咲「海賊って春雨かな?それとも鐡??」

土方「さぁな。いずれにせよ、そいつら排除しねーと俺達も帰れねぇだろ。」

葵咲「そだね。」


土方の返答は至極最もなものだ。どちらでも関係ない。仮に春雨でも鐡でもなくても排除は必須だ。葵咲が気を引き締めて真剣な眼差しで前へと向き直ると、白色をベースとした服に身を包む団員を二人発見した。


葵咲「あの服装は…鐡!」


団員をやり過ごそうと近くに隠れられる場所を探すも、一本道となっている為そんな場所はない。仕方なく葵咲達は素早く抜刀し、騒がれる前に斬るという選択をした。


「なっ!ぎゃアアアァァァァァ!!」

「何者だ!!」


葵咲達が見付けた団員二人とは別にもう二人いた。死角となっていた為に見えなかったのである。


葵咲「それはこっちの台詞。人の船に潜入しといてその台詞はないでしょーよ!」

「ぐぎゃァァァァァ!!」


二人の団員を斬った後、素早く応戦するも時既に遅し。大きな騒ぎとなってしまった。
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