• テキストサイズ

いつかきっと✨

第1章 日常


ー潤ー

雅紀がおぶって保健室に連れていくと
周ちゃんはビックリした顔をして近づいてきて
和の様子を見るとすぐに電話を始めた

2ヶ所ほどかけたあと

周「雅紀おろしてやって?」

俺が下ろすと周ちゃんは和が呼吸しやすいように体制を変えてくれた

周「潤おいで イケメンが台無しだぞ?」

そう言って俺の手当てもしてくれた

周「雅紀はなんともないのか?」
雅「うん。俺がついたの終わったあとだったから」
周「そうかそうか それで和はいつからこんな感じなんだ?」
潤「・・・・」
周「教えてくれなきゃ 和が辛くなるぞ?」
潤「っ! 俺が行ったら和が囲まれて蹴られてた」

俺はぶっきらぼうにそう答えた

周「で?潤が守ったのか?」
潤「・・・・・ぉれじゃなぃ」
雅「そーださっきもそう言ってた ・・・和が・・・・やったの?」

そう聞かれて俺は小さくうなずいた

周「そーか和すげーな この前武術の本読んでたからそれかなー?」

周ちゃんはそう言ってたけど
あれはそんなんじゃないって
俺でもわかってる

話ながら周ちゃんは和の手当てをしてくれた
そうこうしてると

ピーポーピーポー

あっ救急車だ
さっきの電話はこれだったんだ

救「失礼します!病人はどこですか?」
周「あっこの子です 呼吸が浅いのともしかしたら肋骨と腕の骨が折れてるかもしれないです」
救「分かりました」

そう言って和を連れて周ちゃんも出ていこうとする

潤「やだっ!俺も行く!」

そう言うと周ちゃんは振り返った
そして驚いた顔をした
不思議に思ったけど

あっおれ泣いてんじゃん

でも今和とはなれるともう会えないような気もして怖かったんだ

周「潤もおいで?」

周ちゃんはそれを察したのか俺を呼んでくれた

潤「かずっ!かずっ!」

救急車の中でも呼び続けたけど和は目を覚まさない
病院について看護師が和を連れていこうとする

潤「やだっ!和をつれてかないで!」
看「ごめんね すぐに和くんを元気にしてあげるから ちょっとだけがまんしてね」
周「あのっ こいつのつれてった方がいいかもしれないです 和は大人が怖くてもし目が覚めたらパニック起こすかもしれないんで それから治療も出来るだけ少人数でお願いします」
看「分かりました じゃぁぼく?和くんの手しっかり握っててくれる?」

そう言われて俺は頷いた


/ 32ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp