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いつかきっと✨

第1章 日常


ー潤ー

和がオカリナを吹き始めて

家の中の空気が変わった

和のオカリナに聴き入ってるってのもあるけど

空気が違う

何かを感じる

最初はそれが何か分からなかった
けど
徐々に見えてきた

家の中に人影が

それがだんだんはっきりしていく

翔くんと雅紀にも見えてるみたいで固まってる

吹いてる和は目を瞑っていて気がつかない

潤「和、後ろに人がっ!!!」

そう言うと和は吹くのをやめて振り向く
けど和は驚きもしないで

和『母さん、やっとはっきり見えた。」

そう言った

翔「え?母さん?その人お母さんなの?」
和『うん、ずっとうちに居たよ。けど見えなかった』
翔「そうだったんだ。ってお母さん亡くなってるの?」
潤「いや、わからない。でも家仏壇とか無いし、、、って言うか翔くん和の言ってる事分かるの!?」
翔「あれ?そういえば。和いま口動いてなかった」
雅「うそ!俺も聞こえてたよ?」
翔「どうなってんだ!?」

そうこうしてるうちに母さんはだんだん見えなくなった

そして和はオカリナを吹いてただけなのに
すごく疲れた顔をしてる
昔はほっとくと何時間も吹いてたのにどうしたんだろう?

翔「お茶でもする?」

それに気づいて翔くんがそう言ってくれた
翔くんがお茶を淹れてくれて皆で飲んでると

和「けほっ ゴホッゴホッ ゴホッゴホッゴホッゴホッ はぁ ゲホッ」

和がいきなり咳をし始めた

潤「和!大丈夫か?」

そう言いながら背中をさすってやる

和『大丈夫。』「けほけほっ」

翔「和ーゆっくり息しなー」
和『もう平気。』「はぁはぁ」
翔「苦しいか?」
潤「大丈夫って言ってるよ」
翔「あっ本当か?よかった」

さっきは聞こえたのにいまは聞こえないみたい
さっきからわからない事ばっかりだ
どうなってんだ?

翔「疲れてそうだから 今日はもう寝るか。」

翔くんがそう言ったからもう寝る事にした

雅「じゃーまた明日なー おやすみ」
翔「なんかあったら何時でも起こして良いからね?おやすみ」
潤「ありがとう おやすみ」

それから和はすぐに寝ちゃった。
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