第1章 日常
ー和ー
それから潤と録音した
ピアノを弾くのは楽しいし
他の楽器も大好きだ
けど やっぱり人前で弾くのは僕には無理
だから伴奏の方は断った
先生は残念そうにしてたけど
「わかったよありがとう」って言ってくれた
それから3人で家に帰った
ガチャッ
2「ただいまー」
翔「おかえりー遅かったな」
家に帰ると翔ちゃんがご飯を作ってた
潤「あれ?翔くん? 雅紀家に帰ったよ?」
翔「まじ?悪いけど呼んできてくれる?」
潤「わかった!」
そう言って潤くんは荷物をおいて
まぁくんを呼びにいった
俺は潤くんのランドセルも一緒におきに行く
けど重い(-_-;)
僕のランドセルは自分の好きなものしか入ってない
けど本当は皆こんなに荷物を持っていってるんだ
そう思ってたら涙が出てきた
和「ひっくひっく ぐすっ」
僕もしっかりしなきゃ
そう思ってても上手くいかな
考えれば考えるほど涙が止まらなくて
ガチャッ
潤「かず?」
潤くんが帰って来ちゃった
潤「どうした?どっか痛い?」
和『フルフル 何にもない』
潤「言いたくないなら良いけど、なんかあったら言えよ?」
和『コクン ありがと』
それから潤くんは僕を落ち着かせてくれ
2人で下に降りていく
翔「ご飯出来てるよ♪」
雅「遅いよ〜早く早く!」
潤「お待たせ」
翔「じゃーくうか!」
皆「いただきまーす」
皆でご飯を食べてかたずけをしている
すると潤くんと翔ちゃんがヒソヒソ話してる
きっと僕が泣いたのバレてるんだよね
なんていろいろ考えてると
潤「かーず! じゃーん」
そう言って潤くんがオカリナを出した
翔「わー懐かしいなぁ」
雅「え?なになに?」
潤「オカリナ 雅紀覚えてないの?」
雅「へ?何の話?和吹けるの?」
翔「はっはっはっ 完全に忘れてるな」
潤「だな まあ昔使ってた奴と違って 多分母さんのだけど」
そう言ってオカリナを受け取って吹き始めた