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【刀剣乱舞】舞桜。[オールキャラ]

第2章 鶴丸国永編


「ん~ボクは男だからよくわからないけど、
 前に主にあげたら可愛いって喜んでましたよ」
可愛い、か・・・。
俺には難しいな。
「他にどきっとする事はないか?」
「他だと恋とか告白とか!」
告白か。
確かにそれはまだやったことがなかったな。
「主に告白すれば驚くんだな!」
「絶対とは言い切れないけど、可能性はありますよ♪」
可能性があるなら実践のみ。
早速主に告白だ!


「え、えっと・・・主?」
主部屋の前来てみたのだが何故か凄く緊張する。
声も小さくなっちまうし心臓の音がでかい。
もう一度。
「ある「主なら今はいないぞ。」
「うわぁぁあああぁああ!!!」
いきなり後ろから声がし、俺は後ろへ倒れてしまった。
「いつも驚かす側だが今回は驚かされたようだな。
 そんなに腰を抜かす程だったか?」
緊張のあまり三日月が来ている事に気付かなかった。
いつもこんなに驚いたのは初めてだ。
「いきなりだったから驚いただけだぜ」
「ふむ、そうか。
 ところでここで何をしていたんだ?」
          ・
          ・
          ・
「ふむ、そういう事か。」
俺は三日月に主に告白すれば驚くだろうから主の所へ来たが声が出なくなっちまった事、心臓が妙にうるさい事、緊張する事を話した。
作戦決行する前は緊張しなかったのだが・・・。
「なんでいきなりこうなっちまったのかさっぱりだぜ」
「鶴丸にはわからんのか?
 俺にはそうなった理由がわかったぞ」
三日月がわかった?
俺がどうしてこうなったのかをか?
「本当か?俺でもわからないんだぜ」
そう言うと三日月がはははと笑った。
「素直になればいいだけの話だ。
 つまり主に恋心を抱いておるのだろう」
俺が主に?
「鶴丸は驚かす事しか頭にないからな。
 気持ちを今更になって思いだしたのであろう」
確かに驚かせたい一心だった。
気付いたら俺は主を好きになっていたのか。
「どうだ?俺の考えは。
 当たっているであろう?」
「あぁ、完璧だ。」
告白するという事は主に好きと言う事。
つまり主に俺の本心を伝える事になる。
だから緊張しちまってあーなったのか。
「流石だぜ。
 何だかんだ言って三日月は人の気持ちを理解するのが得意だな」
「褒められるというのは気持ちがいいな。
 主が帰ってきたら伝えるのか?」

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