第4章 登場! 青学レギュラー陣
――テニス部部室前
不二「…じゃあ、雅。僕達はもう行くけど、雅も早く着替えておいで。」
菊丸「雅、まった後でね〜ん!」
『ん、分かってるわよ。 また後でね(苦笑』
2人がコートへ向った後、雅は誰も居なくなった部室に入り着替えを始めた。
―すると、丁度制服のシャツのボタンを外し始めた時、ドアが開いた。
ガチャッ
『ん?』
桃城「んぁ?… み、雅先輩!?///」
『? …桃ちゃん? 早くしないと部活始まってるわよ?』
入って来て早々、雅を見て頬を赤らめ固まる桃城。雅には何故桃城が固まったのか分からない。
―ただ、雅は今着替え中で、脱ぎ始めていたシャツのボタンが第三位まで開き、レースの付いた水色の落ち着いた感じのブラと胸の谷間が見えていただけだ。
桃城「うぇ"っ!? ヤベっ!…あっお、オレ外出てるんでは、早く着替えて下さいっす!///」
『うん…?』
そして、桃城は言うが早いか顔を赤らめたままバタンッと荒々しくドアを閉めた。
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――side.桃城
桃城「…っ〜///」
(桃城「…雅先輩… やっぱ綺麗だなぁ… なんつーか… 落ち着いててすっげー大人っぽいんだよなぁー… って!/// オ、オレは何考えてんだーー!!///」)
1人悶々とする桃城。やっぱり桃城も、健全な中学二年生の男の子なのだ。