第1章 登場人物紹介
久遠寺/宮護 静奈(しずな)
雅とリョーマの母親・倫子の実妹で、2人の従姉妹・菜々子の母親。16歳で菜々子を出産した。
姉・倫子ほどではなかったが、母親・ユキに厳しく育てられた。
雅を両親と引き離してしまったことに罪悪感を抱き、一時期雅の両親だと偽っていた。
しかし、雅を本当の娘の様に思っており、本当の子供の様に接していた。
久遠寺/久世神 祥次郎(しょうじろう)
雅とリョーマの母親・倫子の実弟で、静奈と紫月の実兄で久遠寺家の長男。2人の従兄弟・出雲の父親。
身体が弱く、出雲が生まれて5年後に持病の悪化により死亡。
久遠寺 紫月(しずき)
倫子と静奈の実妹で、久遠寺家の3女だった。
身体が弱かったが、雅と出雲と妄が6歳(雅8歳)の時に自ら命を断ち死亡。(享年25歳)
雅に対し、最初は複雑な想い(長女である倫子が家を出て帰ってこないのは悠莉が生まれたせいだと思っていたため。)を抱いていたようだが、最期の時は雅を心配していた。
その死には、なにやら深い訳があったようで…?