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虹彩異色症の女神さんは2人の炎に愛されました【エース・サボ】

第8章 #金色の髪は星のよう


『ん・・・』



深くあわさった唇。

自然に漏れる甘い吐息。

エースはそのままアリスを倒した。



「この間なんて俺・・・」

『分かってる・・・気にしてないって言ってるじゃない』

「俺が気にしてるんだが」

『・・・』



アリスの顔の横に手をついて、体を支えるエース。

アリスはどうしたらいいものか分からず、ただただエースを見つめていた。



「理性が残ってるとなんだか変な気分だ」

『・・・ッ』



アリスは目を瞑った。

そしてゆっくりと目を開いてエースを見つめた。

こんな体勢で止まられるのは流石に恥ずかしい。

だが、エースは口元に薄っすら笑みを浮かべた。

赤面するアリスを見てだろう。



「恥ずかしいのか?」

『ちっ、違う』



エースは再び口付けた。

アリスに有無を言わせないためか・・・。

そのままアリスの上の衣服を剥ぎ取った。

アリスは声を上げようとしてもエースに口付けられていて声が曇る。



『・・・ッ』



エースの手はそのままアリスの胸を包んだ。



『ん・・・ぁ・・』


じれったいくらいにゆっくりと手を動かされる。

エースがわざとやっているのか、気にしてくれているのか分からない。



『エー・・スッ』

「何だ、もっとしろってか?」



アリスは赤面しながらも小さく頷いた。

エース自身も気にしているわけではなかった。

意地悪してやろうという煩悩があるのだ。



「ハッキリ言えよ」

『!!』

「言わねェと分かんねェぜ?」



口元に笑みを浮かべながらアリスを見つめる。

アリスは顔を染めてエースを見上げた。



『・・・して?』

「やばいな」

『え・・っんあぁ!』



先ほどとは打って変わって手の動きが淫らになる。

蕾を摘まれたり、舐められたりしてアリスの声が溢れてくる。



『んっっくぅ・・・あぁぅ・・んんん』

「感じやすいのか・・・」

『ちがっ・・・あぁぁん・・』



アリスは手の甲を口に置いた。

声を抑えるためじゃない。

ただ無意識のうちにしてしまうのだ。

胸元にチクッとした痛みが走った。

すぐ隣にも同じ傷みが残る。

エースはつけたばかりのシルシを満足そうに舐めあげた。



「お前はもう・・・俺のもんだ」
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