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(R18) Moulin Rouge (HQ)

第12章 xxx 11.幽閉



 乳房の中心を指で、掌で、くりくりと転がされる。小刻みな快感の波に反応して腰が跳ねる。

「っん、ふ、……っ」

 私の太腿がもどかしそうに動いているのを知ってか、知らずか。京治さんは胸への愛撫をやめて、手を下へ下へと滑らせた。

 向かう先は熱を帯びて彼を待つ、私自身。花弁のなかを蜜で満たして、快感が与えられるときを待っている。

「あっ! ん……っ」

 まるで電気が走ったみたい。
 彼がそこに触れただけで身体が痺れて、一気に愛液が溢れだしてきた。

 ナカに入りきらない蜜がとろり、入口から垂れて、後ろのほうを伝っているのが分かる。

「すげえ、……ぬるぬる」

 やけに生々しく。妖艶に。
 耳元でからかうように囁かれて、羞恥と悦楽の狭間で身悶えする。

 恥ずかしい、けど、もっと言って。もっと聞かせて。お前はえっちだね、って嘲るように笑ってほしい。

「……っ京、治さん」

 誘うような声音で彼の名前を呼んだ。
 自ら脚を開いてみせて、蜜口が彼からよく見えるようにする。

「見て、ほしいの……もっと」

 私のいやらしいところ、見て?
 貴方でこんなに濡れちゃったの。

 恥を捨てて痴態を晒す。淫らに乱れて、壊れて、泥濘にはまっていく。

「……変態」

 しとどに濡れた私の花芯を見下げて、京治さんが嗤(わら)った。

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