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(R18) Moulin Rouge (HQ)

第12章 xxx 11.幽閉



 ぬちゅ、と左右に開かれる感覚。それから内壁を異物感が押し割って、ナカの感触を確かめるように侵入してくる。

「あっという間に入っちゃうね」

「や、ぁっ……言わな、いで」

「言ってほしいくせに。嘘つき」

 言葉と指の両方に凌辱される。
 京治さんの甘やかな声が、細くて美しい指が、私をどろどろにして弄ぶ。

 ナカを擦る刺激が一本増やされると、信じられないくらいの快感が下腹部を襲った。

 なに、これ、イクのと違う。
 尿意にも似てるような何か。
 その何かがお腹の奥を熱くして、頭がおかしくなりそう。

「い、や……っそれ、やだ」

「それ、って……これ?」

「ひっ、あああっ……!」

 一番弱いところを執拗に擦られて身体が弓なりになる。痛いくらいに収縮する蜜壺から、愛液とはまた違う、サラリとした透明の液体が迸った。

 これって、潮、だよね。

「初めてだった?」

「……はい」

「へえ、なんか嬉しい」

 京治さんは濡れた手で口元を隠して、クスクスと笑みを漏らす。

「交換しなきゃね、これ」

 包帯にまで浸みてしまったらしい。
 シミのできた白い布を見せつけられて、私は顔が熱くなるのを感じた。

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