第5章 いちご牛乳の香り 【微エロ】
「やめて!!!!!銀ちゃん!!!」
ゴインッッッ!!!
「ふごぉ!!!!!」
あ、あれ????夢?????
ここは…私のベットの上…
え?全部夢だったの???
よ、よかった……!!!
銀「いってー!!おい桜花!うなされてたからどんな夢見てんだかと思って覗いてみりゃ、今度は俺に顔面頭突きか!?いったいどんな夢見てたんだよ」
桜「ぎぎぎぎぎ銀ちゃんんん!!!!」
銀「なんだぁ?夢に俺でも出てきたのか?さては、ヤラシー夢見てたんじゃねーの?」
桜「ち、違いますー!!!!」
銀「だってお前『やめて♡銀ちゃぁあん♡』って…」
桜「言ってません!!!!!!!」
私、総悟に言われて、考え過ぎて意識しすぎたんだ。こんな夢見ちゃうなんて恥ずかしすぎる!!
総悟…そうだ!メール!
急いで携帯のスクリーンを見る。
17:04 LINE 沖田総悟
今日はすまねぇ。桜花にあんなことするつもりはなかったんだ。せっかく部屋に上げてくれたのに俺は…
携帯を真剣な表情で見る桜花。
そんな桜花を、銀時はいちご牛乳を飲みながら盗み見る。
先ほどのふざけた表情はない。
手にはジャンプ。
部屋はいちご牛乳の香り。