第5章 いちご牛乳の香り 【微エロ】
桜「!!!!!!!!!」
声も出なかった。びっくりして後ずさりすると銀時も詰め寄る。
銀「桜花……おめーが悪い……」
銀時は片手で桜花の顎を掴み、クイッとあげると桜花の唇に舌を這わせ舐めた。
桜「……んぅ…銀ちゃ…な…んで…」
銀「……桜花……小さい頃から面倒見てきただろーが。俺はお前とずっとこうしたかったのよ?ずっと我慢してたんだ…」
銀「なのに……!!!」
耳元で響く低くて優しい声が、突如憎悪にまみれた音に変わる。
桜花は怖くて震えだした。瞳いっぱい涙をため、銀時にやめるよう懇願した。銀時には聞こえていない。むしろその表情は、銀時を目一杯煽っていた。
銀「…あいつに何された…」
桜「…え?…」
銀「…俺が、何も知らないとでも思ってんのか?」
冷たい目線だった。総悟に向けられた時みたいに。桜花は本能的に感じた。何があったか話してはいけないと。
桜「何にもされてないよ!…総悟は私に何も……!」
銀「…へぇ。…わかった。…じゃあこれから俺がお前にすることもそう言えるのか?」
銀時が服を脱ぎだす。に、逃げなきゃ!
とっさにからだが動く。
「どこ行くんだよ」
つかまれた腕を銀時に引かれ、後ろから抱きしめられた。
銀「…逃がさねーよ?」
後ろからキスされる。長年一緒にいた幼馴染の姿はもうどこにもなかった。
こんな…こんな事って…