第3章 同居生活の始まり
おそ松side(少々病んでるかも)
梅子ちゃんとは二年ほど前、パチンコで勝ったお金で、興味本意で入ったガールズバーで知り合った。
一目見た時すっげー可愛いなって思って、指名したんだっけな。隣に座って話す内に梅子ちゃんのこと気になって、けっこう通ってたんだけど、一年前に辞めちゃったんだよな、急に。
俺街中探したんだよ?梅子ちゃん歩いてないかなーってさ。それがまさかあのタイミングで出会うなんてね、ていうか義理でもイヤミの娘だったなんてほんとシェー!ってなるよな。
まあ、再開できたし良いんだけどね!しかも今度は俺の……俺達の家に住むことになったしさ!そうなるようにしたのは俺達なんだけど~へへっ。もう二度と家から出してあげないんだ。もちろんイヤミの元にも返さないよ。
そうそう、母さんに「梅子ちゃん、将来のお嫁さんだから一緒に暮らすことになった」って言ったらなんて返って来たと思う?「母さん、やっと孫の姿が見られるのね!えらいわおそ松!」だって!褒められちゃった!いやいや、嘘はついてないからね俺。梅子ちゃんは将来のお嫁さんだから。
他の兄弟も梅子ちゃんのこと気にしてたっぽいけど俺、負けないからね!