第14章 イヤミの娘奪還大作戦
(おまけ) イヤミSide
今日、この忌々しい六つ子の相手をすれば愛しい娘を迎えに行く予定だったのだが、人生そう上手くいかない。
ーー後一歩の所で、ミーとチビ太の薬の効果が切れて正体がバレてしまったザンス
高級なホテルのディナーを嗜んでいる最中にそれは起こった。お互いしばらく唖然としていたが、正体がバレたあとの六つ子はそれはそれは恐ろしかった。
ライオンの檻に入れられ、その鍵を"レンタル"するかと問われ応じれば違う鍵であったり、それ以上に高騰な価格でレンタルさせられたり。
そして最後に絶望的な事を言った。
「梅子ちゃんを借金の肩代わりにこれからも預かる。返して欲しければ借金返済しろ」
(梅子……ミーは借金返済できそうにないザンス)
今のイヤミでは到底払いきれない程の額。
しかし、イヤミは諦めていなかった。
(でも、いつか必ず迎えに行くザンス!!)
大切な娘のために今日もイヤミと六つ子の攻防は続く……。
‐Fin-
いきなりですが、ここで完結とさせていただきます。
自分でもあんまり納得のいく完結ではないのですが、なにせもうネタ切れなのと正直「おそ松さん」自体に飽きてしまっていてなかなか書けませんでした。
飽き性ですみません。
ところどころ訂正したり変えたりする場合もございます。
とくに一人称と三人称がぐちゃぐちゃになってて読みにくかったかと思います、すみません。
今後は私生活が忙しくなるので新しい小説を書けるか分かりませんが、非公式で昔書いていたものがあるのでそちらを公開するかもしれません。見かけたらまた読んでいただけると嬉しいです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
2018-02-27 愛音