第14章 イヤミの娘奪還大作戦
一方、梅子はこの頃忙しなく家を空ける六つ子に寂しさを感じていた。
朝早く出かけては夜遅くに帰って来て死んだように眠る。
そんな日々が続いてか、六つ子は梅子のことなど忘れたかのように見向きもしない。
どうして急に忙しなくなったのか、本人達ではなく六つ子の母親に尋ねれば「レンタル彼女に貢ぐ為のお金が必要らしいわ。梅子ちゃんという可愛い子がいるのにあの子達ったら!!でもあのニート達が働くなんて……ぐすん」と涙ながらに教えてくれた。
決して避けられているわけではないと思いながらも、梅子の心は重くモヤモヤした気持ちで溢れていた。
『パパのとこに戻りたいなぁ……』
ふと気持ちが溢れだした。
まるで小さい子どもが急に親のことを思い出して求めるように。
パパに会いたい……
パパは絶対にわたしに寂しい想いをさせない……
パパは……
今どこで何をしているのだろう?
結局この日も六つ子と言葉を交わすことはできなかった。
***
お久しぶりです((*_ _)
忘れ去られているかもしれませんがとりあえず途中まで書き綴っていたので残りを少し書いてみました。
相変わらず文才がない。読みにくい。(ノД`)