第11章 番外編「酒は飲んでも飲まれるな」
おそ松が梅子を抱きしめようとした瞬間に襖が開き、怒ったチョロ松が入ってきた。
『あ、チョロ松くーん!』
「はっ、梅子ちゃん!?ちょ、行かないで……」
梅子はおそ松の側を離れると、チョロ松に駆け寄り抱きついた。
「ええっ!?梅子ちゃん!?……おい、誰だよ梅子ちゃんに酒飲ませた松は!!」
抱きつかれて頬を染めながらも、兄弟を睨みつけるチョロ松。チョロ松の問いに兄弟皆がおそ松を指さした。
「うええっ!?酷くない!?お前達も梅子ちゃんに甘えられてデレデレしてたじゃん!とくに一松!」
俺だけ責められるなんて許せん!と一松を道連れにしようとするおそ松。
「は……だって、どう見ても猫じゃん」
しれっと言う一松。
「人間だからね、一松兄さん」
一松にツッコミを入れるトド松。
「おそ松兄さんが梅子ちゃんを酔わせよーって僕達に話して来たんだよ!ね、カラ松兄さん!」
実は梅子と絡むことができなくて内心激おこな十四松が本当の事を言った。
「oh~十四松、よく言った」
そんな十四松に本当に良くやったと褒美に飴玉を渡すカラ松。
「だいたい分かった。今回はおそ松、お前が悪い」
「はあああ!?意味わからないんだけどっ!?ちょ、おい、離せ……止めてーっ!!!!!」
チョロ松が判決を言い渡し、おそ松は決まりを破った罰と梅子にキスして抜け駆けしようとした罰で一晩中天井に縛られ吊るされていた。
ちなみに梅子は酔うと他の松が居ようとなぜかチョロ松に引っ付くという新たな行動も発見され、それからめっきり梅子にお酒を飲ませることは無くなったのである。
終わり。
***
今回は誰視点でもなく書いてみました。実はわたしはこちらの方が書きやすい←
この小説オチとか全く考えてないのでどうしようかなぁと( 笑 )
友達以上恋人未満な感じかもういっそ六又でもするか(おい)
6人で1人だから結果六又でもありだよね!?ね?
で、そろそろパパ(イヤミ)も出してあげたい……。
というわけで(どういうわけだ)ここまで読んでくださりありがとうございます!
次回もよろしくお願いしますm(*_ _)m