第7章 トド松と仲良くなる
トド松side
今日はAちゃん、Bちゃんとデートの日。あ、デートって言っても付き合ってるわけじゃないからね。色んな子たちと遊んだりするのが好きなんだー。ほら、僕って六つ子の中で一番顔良いし?可愛い女の子ともすぐ仲良くなれるからこれを生かさないわけにはいかないよねー。
そんなわけで早起きしたんだけど、やっぱり眠たいなー。時間もうちょっと遅くしてくれないかなぁ。僕はそう思いながらイスに座った。そしたら向かいに梅子ちゃんがいて、話しかけてくれた。だからついでにlineもゲットした、よっしゃ!今日はいい日になりそう。そう確信していたのだけど、梅子ちゃんが『今日はデート?』って言った瞬間、僕は浮気がバレたかのように驚き固まってしまった。
いつもなら、「まあね」とかで済ませるはずの僕が、なぜか「まあね」と言うことができない、否、言いたくない。なんでだろう……。
すると梅子ちゃんが謝ってきた。何も悪くないのに。だから咄嗟に嘘をついてしまった。友達の誕プレなんて、今考えてもおかしいよね!?こんな朝早くから買いに行く必要ある!?でも、梅子ちゃんは疑いもせず僕が言った事を信じてくれた。
それにチクリと心が傷んだけど、僕に彼女がいるとか、女の子たちと出掛けていると思われるほうが嫌だったから。それに、梅子ちゃんにお土産買ってくるって言ったら、最初は遠慮してたけど、最後は待ってるねって微笑んでくれた!めっちゃ可愛い!!
だから梅子ちゃんがとびっきり喜ぶ物を買ってこよう。何が良いかなー?あ、そうだ。AちゃんとBちゃんに手伝ってもらおうかな。女の子が好きな物であればきっと梅子ちゃんも気に入ってくれるよね?
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いよいよラスボス一松。作者は長男・四男推しです。(どーでもいい情報失礼しました)
明日から私生活が多忙なので更新遅くなると思いますが、ご了承ください。
それから、2日で1000人を超えるほどの閲覧者数に驚き、恐縮しております。至らない点はあるかと思いますが、全国の松好きのソウルメイトとして頑張ってまいりますのでよろしくお願いしますm(_ _)m