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ロンリーガール【おそ松さん】完結

第5章 カラ松と仲良くなる


スーパーでは、カゴを持ってくれたり、高い所にある商品を取ってくれたりとても助かった。ていうか優しいなぁ。


『わたしもカラ松くんみたいなお兄ちゃん欲しかったなぁ……』


「っ!?い、今、なんて……?」


心の中で呟いたつもりが声に出てしまっていた。恥ずかしい…。


『う……カラ松くんみたいなお兄ちゃん欲しかったなぁって。だって荷物とか持ってくれるし……優しいね』


「っ///」


カラ松くんは顔を真っ赤に染めて、わたしの両手を握りしめたかと思うと「俺は君に会うためにこの世に生まれてきたんだ、俺の天使(エンジェル)よ」と理解できない言葉を語り始めた。てか周りの視線がすごいよ、カラ松くん!


恥ずかしさのあまり、カラ松くんの手を引いて人々の視線から逃げた。「ヒュー!」「お幸せにな!」という周りの声援はこの際無視しよう。カラ松くんが可哀想だ。


「ふっ、こんなので恥ずかしがっていてはこの先『カラ松くん、もっと早く歩いて!』……お、おお。すまない」


『なんか恥ずかしかったりしたけど、カラ松くんとお買い物できて楽しかったよ!』


そう伝えるとカラ松くんはとても嬉しそうだった。嬉しさのあまりまた意味がわからない言葉を話しているけど、ごめん、スルーします!


最後にカラ松くんは「梅子も俺のブラザーと同じように大切だからな、いつでも頼ってくるといい」と言って頭をなでてくれた。とっても嬉しい。だってカラ松くんみたいなお兄ちゃん欲しいもん!


そして帰宅すると、昨日同様おそ松くんが喚いて、十四松くんが突進して来た。二人共なでなでしたら落ち着いたけどね。


そんなわけでカラ松くんとも仲良くなれました!!




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