第3章 私と彼…3
次の日ーー
「ねぇねぇ!柊ちゃん!今度の日曜空いてるー?」
今度は、急に横から抱きつく及川。不幸な事に、ここに岩泉はいない。
「今度の日曜か?空いてるけど、それがどうしたんだ?」
「その日さ!俺の買い物に付き合ってよ!」
「ハア?」
いきなり何を言い出すんだ、コイツ。
「んなの岩泉にでも付き合ってもらえ。もしくは他の女子に、泣いて喜ぶと思うぞ。」
「えー!柊ちゃんがいいんだよねー、あ、空いてるんだよね!じゃあ、10時に○○駅で集合ね!
あっ!竹刀持って来ちゃダメだからね⁉︎」
「ちょ、私まだ許可してな…」
面倒臭そうなので断ろうとしたのに、そのまま逃げられてしまった。
逃げ足の早い奴め。
けれど、まあいっか。これといって用事はなかったし。
ーという事で、私は及川の買い物に付き合うことになった。