第6章 40センチの差…1
声のする方を見る。そこには、同じ学校の生徒が。
な、なんかすごい派手…
プリンの頭の人とトサカの頭の人…プリンの人の方はゲームやってるけど、トサカの人大きくて怖い…
「なんだ?お前ら」
「通りすがりの生徒ですよ。」
ニコニコしながらトサカの人は言った。…怖い…
「へぇ?生徒なら寄り道しないで学校行ったら…ーー」
不良さんたちは固まった。だって
トサカさん大きいしオーラが怖いから。
「っー!」
「俺にフッとばされんのと、ここから走んの、どっちがいい?」
トサカさんはニコやかに言うが、目が笑ってないよ…
「っく、クソッ」
不良さんたちは走って逃げた。
…助かった…
「大丈夫か?お嬢チャン?」
………前言撤回。助かってませんでした。
まだ、トサカさんたちがいる。
プリンさんは相変わらずゲームに目を向けてる。けど、トサカさんはニヤニヤしながらこっちを見てる。
「おーい、どした?固まってんぞ?」
「…………した。」
「あ?」
「失礼しましたぁぁぁ‼︎」
「えっ⁉︎」
私はトサカさんが驚くと同時に走った。
だって怖いもん。絶対不良だよ。何されるかわかんないし。
兎にも角にも、私は学校まで全速力で走って行った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…なあ、研磨」
「何、クロ」
「俺あの子になんかしたか?」
「…助けた以外特にしてないけど、多分クロの存在自体が怖かったんじゃない?」
「え」
「クロ見た目すごい怪しいから」
「酷くね?お前」
黒尾の言い分に研磨は特に応えず、ゲームを続けていた。