• テキストサイズ

ハイキュー 中編集

第4章 私と彼…4



私たちが歩いているのは路地裏。

道が入り組んでいて人もいないし薄暗いが、近道なんてそんなもんか。



少し行った所で不意に男性は足を止めた。


「?どうしたんですか?」

心配になって聞く。今更道わかりませんとか言わないよな、この人。


冗談は及川だけで十分だぞ。



男性はこちらに向いた。




ーそして、









不気味に嗤った。





「っ⁉︎」


手には、どこに置いてあったのか、木製のバットを持っている。



「ハハハ。ようやく2人きりになれたね?柊ちゃん?」
「…なんで私の名前知ってんだよ」


引き気味で言うと、男はさも当然のように


「そりゃあ、ずっと君を見ていたからだよ」

なんて言う。


もしかして、コイツがこの前及川の言っていた不審者なんじゃないだろうか。



だとしたら、叩きつぶー



ここで、ふと気づいた。





今日は竹刀を持っていない事に。



「…チッこんな時に限って」
「これも内容聞いてたからね。こんな絶好の機会そうないよ」

と言って、男はこちらに向かって来た。


ここで止まっても勝ち目はない。



だとするとーー






逃げるしかないだろう。




私は後ろを向いて一気に走り出した。
/ 26ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp