第6章 ~口止め~
あたしは、翔君の隣に付いて歩いていた……。
翔『……一緒にあるくな。』
#NAME1#『いいじゃないですか?』
翔『俺がよくない。』
と少し早歩きになる。
あたしも負けずに付いていこうと頑張る。
学校近くになり、いきなり翔君は振り向いた。
#NAME1#『えっ!?何んですか?』
翔『頼むから、俺と一緒に住んでること言うなよ?』
翔君は眉間にシワを寄せながら言う。
#NAME1#『別に…「言うな!!」』
と先輩はすかさず、あたしに言って一人素早く正門をくぐった。
#NAME1#『変なプライド?』
あたしは一人とぼとぼ歩いていると、綾香が来た。
綾香『今、櫻井先輩といなかった?』
#NAME1#『えっ!?あぁ……たまたまだよ(^_^;)』
綾香『しかも、#NAME1#って反対だよね?』
#NAME1#『あぁ……今日は違った道からきたの(^_^;)』
綾香『そう?ならいいんだけと?』
と二人で正門を通った。