第6章 ~口止め~
次の日
ベッドで、目を開けた。
いつもと違う天井………。
#NAME1#『夢じゃないのか…。』
少し、残念な思いをしながら
制服に着替えてリビングにおりた。
リビングには、先輩達の家族が揃っていた……。
#NAME1#『おはようございます。』
母『おはよう眠れたかしら?』
#NAME1#『ハイ……。』
あたしは、ふと先輩をみると
コーヒー片手に難しい本を見ていた。
#NAME1#『おはよう…。』
翔『…………。』
挨拶をしてくれない先輩。
あたしは気にせず、朝食をたべはじめていた。
#NAME1#『おいしい……。』
あたしは、ふと笑顔を漏らすと
母『本当~~?良かった』
翔『行って来ます……。』
翔君は立ち上がり鞄を取り、
玄関に向かった。
あたしも一緒に玄関に向かうと
翔『……一緒にでるな。』
と先に出てしまった。
#NAME1#『先輩~。』
あたしは追いかけるように、
玄関を出た。