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黒バス短編集
第7章 【青峰】ピンク・ブルー
「ねえお姉ちゃん、もう1回で良いから大ちゃんとちゃんと話して。その結果で別れるって決めたならもう文句言わない。でもこのまま別れちゃったら…絶対後悔するよ」
『さつき…』
「お願いだから…っ」
泣きそうな顔でアタシに言うさつき。
悲痛な妹の様子に、本当にアタシのことを心配してくれているんだってわかった。
正直大輝と顔を合わせるのは辛いけど、これ以上さつきを困らせる訳にもいかない。
『わかったよ…』
アタシは、次の日さつきと一緒に大輝の家にいくことになった。
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