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【刀剣乱舞】人ならずとも

第4章 密談-こんのすけ


そして、審神者にとって最も重要であろう、刀剣男士……。

この刀剣男士…その刀剣の種は世に多くあるが、今現在、政府が顕現可能としている刀剣は限られており、この刀剣男士は、一種によって一人のみという制限はない。

つまり、○○の本丸にいる蜂須賀は、他の本丸にも存在するのが至極当然、ということである。
とはいえ、蜂須賀は蜂須賀。同じ存在である。

その性情も強さも、当初はまったく同一である…が、その環境、仕える審神者による鍛錬によって、元は同一であっても、やがては人間同様の個性というものが備わっていくことも少なくない。

そして刀剣にはレア度(格と称されることもある)というものもあり、その度合いが高いほど、刀剣男士の重複が減少する傾向にあるという。

顕現可能な刀剣男士の刀種は限られているとはいえ、短刀、脇差、打刀、薙刀、槍、太刀や大太刀など、様々だ。

その能力もまた様々で、人型に顕現した際にも、刀種による特徴が見て取れる。

いずれの刀剣も総じて数百(中には千という単位の刀剣もある)という永きに渡る歳月を過ごした存在であるが、短刀はいわゆる『少年』と総称できるであろう姿で現れ、他の種については、一部例外もあるらしいが、大体が若々しい青年と見える者から、落ち着いた大人然とした者まで、いずれにしろ、成人男子の姿をもって顕現する。

顕現した刀剣男士は人の姿を持ち、そしてその手には己の本来の姿である刀を備えている。

人の姿へと顕現した後も、彼らの本体はあくまで刀身である。
その手に握られ、あるいは携えられていなくとも、分かちがたく彼らの一部として同化している。

目には見えずとも、一見、本体たる刀身をその身に佩いてはいなくとも、彼らはいつ如何なる時、自らの意思によって瞬時に己が本体を呼び寄せることが叶う。

そんな、人間の目に映る不思議な刀剣男士の能力は、しかし彼らにすれば当然のこと…常に自身と一体の、身体の一部であるのだ。

人型といえど、本性は刀身。丸腰などというものは、彼らにはありえないのである。

また、元が如何な名刀であったとしても、練度を上げぬ限り、その真の能力を引き出すことはできない。

よって審神者は鍛刀した刀剣男士を鍛える為にも、彼らを遠征や戦場に送り出し、日々鍛えることを常とせねばならない。
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