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(弓道)少女とバレー少年

第3章 予想外の出来事



次の日の放課後ーー

「おい、お前。」
「ん?」

突然、話しかけられた。




影山に。





「何?」
「ちょっとこっち来い。」
「は?え、なんで?」
「いいから。」


と言い、影山は私の腕を引っ張って教室から出た。
後ろで真奈美が騒いでいたがこの際無視。

早歩きで前を歩く影山にとりあえず聞く。

「え?ちょ、何?」
「………お前って中学の時とか習い事とかでバレーやってたのか?」

え?いきなり? てか質問に答えてよ。

「………やってないけど…それがどうかした?。」
「いや、じゃあ、誰かに教えてもらったのか?」

タンタンと問い続ける影山に少し違和感を覚えたが、私は答えた。

「ん、まぁ、父親とか親戚の従兄弟とか友達とかその家族とか」
「…人数ハンパねぇな」
「従兄弟がバレー部でね。それの馴染みとかだよ。友達の方は完璧巻き添いな感じで。」
「…なんかスゲェな。」
「まぁ、慣れたし。で、私に何の用?」

私の質問に、影山は振り返って言った。



「ー少し俺らの練習に付き合ってほしい。」

「…………え?」

数秒硬直した私。
いや、だってさ、この人確か昨日体育館にいたはずだから部活行くんだよね?

「…練習だったら部活参加すればいいじゃん。なんで私?」

その質問に影山は言葉に詰まって、目をそらしながら言った。

「…………た。」
「え?」
「…体育館出禁になった…。」
「……出禁ってなん…
…………となくわかったかも。」

察しがついたよ。なんとなく。
昨日、先輩の言うこと聞かずにバレー勝手に始めちゃったもんねー。

……いやいやいや!やっぱわかんないって!なんで私が影山らの練習に参加しなくちゃいけないんだ⁉︎


そうして、歩いているうちに体育館が見えて来た。


ついでに、ストレッチしてるあのオレンジ頭も見えた。


「あ、影山ってあ!昨日の美女!」
「行くぞ」
「え?どこに?」
「ここじゃ、まともにボール使えねぇだろ、練習場所見つけといた。」

なんて言って影山はスタスタ歩く。
つーか、なんか色々とツッコミたいところあったんだけど、そう思ってるのは私だけ?
もう、どうしようもない。うん、聞こう。

「影山」
「あ?」
「なんで私が2人の練習に付き合わなくちゃいけないの?」



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