第4章 練習
ー自宅ー
「ハア…なんか面倒な事になったな〜…」
あの後、私はあいまいに断って逃げ帰って来た。
だってさ、アレだよ?『コート上の王様』だよ?
トスもレシーブも基本上手いじゃん?
私が教えることなんて何もないじゃん。
「ハァ…って、ん?」
バッグの中に入れておいた携帯がチカチカと光っていた。
何かの連絡がきたらしい。
「?誰からだろ?」
見ると、LINEからの連絡で真奈美と樹里からだった。
まずは、真奈美からのLINE
『ねぇねぇ!』
『影山クンから告られたの⁉︎』
『ていうか、2人って知り合いだったの⁉︎』
『知り合いだったらいいな〜、だってあんなカッコイイ人と知り合いなんて!』
『羨ましすぎる‼︎今度紹介してよ!』
な ん か 知 ら な い 間 に す ご い 勘 違 い し て る ん だ け ど。
え?これなんて返信すればいいんだ?
何を返信すればいいのかわからないので、先に樹里の方を見ることに。
『なぁなぁ!』
『今度いつ空いてる⁉︎』
『俺基本ヒマだからさ!今度どっかでバレーしようぜ!』
『だって姉貴たちとか忙しくてつきあってくんねぇし、他の奴とかオレの体力についていってねーからよ』
『つまんねーんだ!」
うん、こっちもどう返信すればいいのかわかんないね!
いつ空いてるかわかんないし。
弓道部無くなったけど、影山たちとの練習があるし。
てか、なんかどっちもどことなく似てる文面…
なんで私の周りにはうるさい奴ばっかが集まってくんだろう…。
私は1人頭をかかえたのだった。