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(弓道)少女とバレー少年

第2章 出会い



入学式から数日たったこの日、私は随分と気分が良かった。

なんで、てそりゃあ、今日から部活ができるからね。

「ー今日はここまで。」

適当に挨拶をし、私は入部希望のところに弓道と書かれた入部届けを持って急いで職員室まで走った。


走る必要ないけど、やっぱ念願の部活に入れるって嬉しいしね。


早く弓道やりたいなー








ーーけれど、その願いはあっけなく崩れるのだった。



「………………え?」
「だから、弓道部は去年で廃部になったのよ。」

いきなり言われた部活ないよ宣言。

え、ちょっと待ってどういうことだコラ←


「え、あの、どういうことですか?」

とりあえず、心の中で思ってることを少し変えて問う。

「一応ねー、去年まで部員はいたんだよ。
でも、3年生だったからもういないし。顧問も移動していなくてね。
そもそも当時いた部員もやる気があったようには見えなかったからし、今は顧問も部員もいないから、弓道部はないんだよ。」





………………ハアアアアアアア⁉︎



ここで、私の中の何かがガラガラと崩れた。

ウ ソ ダ ロ ?

だったら私ここに来る必要なかったじゃん。

「ー矢月さん?」
「あ、ハイ。」
「じゃあ、そういうことだから。
あ、あと、入学式で言った新入生代表の言葉の原稿用紙まだ持ってるよね?
それ教頭先生に渡しといてくれる?多分色々どっかに寄ったあと体育館に行くと思うから。」
「ハイ、ワカリマシタ。」
「…片言だけど、大丈夫?」
「ハイ、大丈夫デス。失礼シマシタ。」


ピシャン、と職員室のドアを閉める。
そして、そこでうずくまり、



………アアアアアアアアア‼︎‼︎


もう、ホンット今日ついてない‼︎

原稿用紙とか知らねぇよ‼︎

なんなの⁉︎ハ⁉︎廃部⁉︎意味わかんない‼︎

マジホントーーー



その場で心の叫びを言った私は、このあと5分くらい私の言い分が続いた。



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