第7章 あとがき
そして時尾ちゃんと出会った斎藤さんは順調に②③④⑤とクリアしていきます。
その中で①に気が付いて、色白で綺麗な黒髪、意外とナイスバディな時尾ちゃんの見た目と相まって一気に斎藤さんの「守ってあげたいポイント」上昇。
控え目で無口で料理上手、自分達を恨んで避けているのかと思いきや、実は迷惑を掛けたくなくて関わらないようにしてただけ。
ここで「何かこの娘、良い娘じゃね?」「どうにも気になる」ステージに突入です。
自分がお兄さんを殺しちゃった事をずっと気に病んでいた件を時尾ちゃんに打ち明けてみれば……
涙も流さず「兄を殺してくれたのが斎藤さんで良かった」「私も斎藤さんを信じます」と来ちゃった。
もう当然「好きかも…」にレベルアップですね。
そして最終ステージ。
時尾ちゃん、また拉致られてしまいます。
時尾ちゃんを斎藤さんの前から一時的に居なくさせる為に、ここで平助くんに一役買ってもらいました。
またしても平助くんには嫌な役割を押し付けてしまって申し訳無かったので、「時尾ちゃんを連れ出した事を誰も責めない」「平助くんの優しさを全力プッシュ」この2点を強調しています。
愛しいと思い始めた時尾ちゃんが居なくなって、斎藤さんは当然助けに向かいます。
だって早くしないとまた凌辱されちゃうかもしれないし、最悪拷問を受けて殺されちゃうかもしれない。
それ駄目、絶対!
そして斎藤さんと沖田さんの最強タッグで無事救出成功となる訳です。
その後、左之さんの粋な計らい(?)で、一晩時尾ちゃんと2人きりになれた斎藤さんは「大好き♥」ゴールに到達出来ました。