第2章 出会い
それに使者二人はマントを上から着ている。
「モルジアナと言ったか?随分と綺麗な髪をしているな」
「あ、ありがとうございます」
モルジアナの髪を褒めるユミカ。モルジアナも照れて礼を言う。天然のたらしか!
「ちょっとユミカさん?女の子口説くなよ」
「口説いてなんかいない。綺麗なものを綺麗と言って何が悪い」
「なんか、リカルの時を思い出すな…………」
苦笑いで諌めるシダさん。ちょっとユミカを見習ったら、モテるかな?
「そろそろ、部屋に案内します」
そこで会話は終了した。ステファニーとはどうか分からないけど、仲良くなれそうだ。