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中学生の恋愛事情

第5章 涙


そう思い、後ろをみると 祐がいた。

よくみると自転車を押していない。

つまり、車……駐車場まで一緒ということに

なるのだ。


途端に心臓がバクバクしてくる。

喋る可能性はほぼゼロに近いが、一緒に帰る

時間が長くなる…そう思うだけで飛び上がり

そうだった。


「なぁ……」

急に声を掛けられ、ビクリと肩が震えた。


振り返るとすぐ後ろに祐がいた。

「わっ⁉︎」

今までで最高の近さだったため、動揺を

隠せなかった。
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