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中学生の恋愛事情

第1章 そばに


一年生のある日を境に少しずつ
祐のことを考えるようになった。

つまり、彼に恋をしているのだ。


(でも…)

ズキズキする胸の痛みは日に日に増していく。
あちらは自分のことなんて何とも思っていない
だろう。


香「さくら?」

唯「ぼーっとしてるぞ」

「… ハッ あ、なんでもないよ〜」

まさか、祐のことを考えていた。
なんて言える筈もなく、笑顔を作って 話を逸らした。

その30秒後、部長の合図により合奏は
始まった。
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