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(仮)能動的三年間

第2章 再会






「クッキー、食べる?」



袋ごとわたしのほうに




「あ、ありがとうございます。」




「ん。それ、甘くなさすぎ。」





「あ、残飯処理…どうもです。」





「っ、残飯処……そういう変な言い回し、前もたしか言ってたショ。」



またクハッて笑ってる。




「…ありがとうございます?(笑)」




ヴーンヴーン


巻島さんのスマホが鳴る



「っあ、やべぇ、ちょっと電話してくる。」



そう言って一旦席を立つ。



仕事の電話かな。東堂さんかな。



「は〜、めんどくせぇショ…。わりぃ、用ができたから先出るわ。」




「はい、あ、巻島さん」



「ん?」







今言わなきゃ一生会えなくなる




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