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引きこもり少女と透明の檻【華鬼】

第2章 鬼ヶ里







『花嫁が届いた』



ぶしつけなその態度だが気迫のある目に生徒達は息を飲む。

そして、その発言をした張本人――華鬼はマイク片手に嘲笑している。


「あ、あのバカ…!」


光晴が顔色を変え、壇上の華鬼を睨む。







『今夜、俺の結婚式がある』








始業式の壇上で華鬼は最大の爆弾を生徒達に投げ掛ける。



一方、本人は毅然と壇上から降り、戸惑う生徒を気にもくれず去っていった。
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