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引きこもり少女と透明の檻【華鬼】

第2章 鬼ヶ里






まだドアに張り付いたままの二人に小さく笑って、言葉を紡ぐ。



「命令出さんかったんは華鬼や。よう見とき、俺が一番始めに殴る男や」



光晴は口元を歪ませ、そう宣言する。



その宣言通り、学校であろう正門で一人の男を殴りとばした。


恐ろしく冷たい瞳をした黒髪の男だった。








その男こそ、木藤華鬼。








鬼の末裔。








また、私立鬼ヶ里高等学校、生徒会長――――――









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