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第7章 ゲームスタート


柳「精市、弦一郎」

真「なんだ?」

幸「どうした?」

蓮二は2人の名前を呼ぶと本をこちらに見せてきた

柳「どうやら、青学みたいだ」

「「!!」」

『青学...』

前にいた中学校

テニス部とは面識程度はあったのを覚えている

蓮二は一番後ろに記されてある参加者名簿をみていたのだ

そこまで頭は回らなかった

ジャ「まさかの青学」

柳生「これも氷月さんとの繋がりで来られているのでしょうか?」

『さあ、面識程度しか覚えてない』

仁「なら、向こうの糸口はなんじゃ?」

『私よりも上の力を持っている者が居てもおかしくなさそうだけどね』

「「!!」」

幸「力のある者が狙われる、ね」

柳「その線は高そうだな」

丸「そんで、ソイツらどうするんだよぃ?」

『向こうがこちらまできてくれなきゃ...』

「「くーるーなーっ!!!」」

『手間が省けた』

扉の向こうから声が段々と近づいてきている

真「時間がないぞ!」

『私が外に出るから、精市と弦一郎で中に入れるんだ』

水島「氷月は!?」

『相手によって決めるよ』

もたれている扉に手を掛けて準備をする

仁「お前さんはなんで1人で行こうとするんじゃ?」

肩を掴まれていた

『離して』

仁「嫌じゃ。絶対に離さんぜよ」

『なら、彼らを見捨てますか?』

仁「俺も一緒に行くぜよ」

『馬鹿な事を言うな』

仁「言っとらん」

「「いーーやーーっ!!」」

声が近い、時間がないか

『死んでも知らないよ』

仁「わかっとる」

幸「話し合いが終わったみたいだね」

真「早速取り掛かるか」

扉を開けて声のする方向を見る

何にも見えん

仁「お、来とるぜよ」

『よく見えるね』

仁「お前さんと条件が違うぜよ」

『そうだったね』

右目を閉じて前を見る

確かに、こちらに向かって走って来ている影が見える

私はそのまま廊下に出ると3人も続いて出てくる

赤也とブン太が野次馬で扉を塞いでいる

『弦一郎、誰でもいいから向こうの人の名前を呼んでみたら?』

真「何故、俺になる」

『声が大きいから』

真「......」

『赤也、ブン太、邪魔になるよ』

切「了解ッス!」

丸「おう!」

2人はそう言って今回は大人しく奥へと行った

真「手塚っ!!」
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