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第7章 ゲームスタート


白川側

さすがにこの大人数での行動は邪魔になる

本来なら1人で行きたい所だが

絶対にそれは許されないであろう

今この保健室は1番安全だと言っても過言ではない

いくら向こうから安全地帯だと言われても

結界で魔除けしておかないと不安で仕方がない

だがその不安と同時に何かが私の中を流れてくる

何が私の中を廻っている?

力が実戦で使え彼らを守れた事か?

自分の持っている力が自分の物に出来ている事なのか?

いや、どれも違う

何かが違う

どれでもない、それは断言出来るくらいに

精市は私を少しだけ睨んでいるように見える

雅治はこちらを見放さないように監視しているような

蓮二に至っては本を凝視し続けている

きっと解決策でも考えているのだろう

切「てか、家庭科室って何処ッスか?」

ジャ「氷月の話が正しければ此処はもう立海じゃねーんだろ?」

『そうだよ』

柳生「普通の学校では1階ですよね」

柳「氷月、この本は何処まで信用していいのだ?」

『9割くらい。なんで?』

柳「校内の地図らしきものが追加されている」

『そうだよ、月が変わった時に記載されたと思うよ』

幸「知ってたんだね?」

『自分の場合は覚えているから、言われるまで気づかなかったよ。ごめん』

真「ム、と言う事は舞台は一緒なのか?」

『そうだよ』

舞台は一緒、化学室もあるんだろうね

屋上、職員室、事務室、校長室、化学室、物理室、生物室、美術室、音楽室、体育館、倉庫、図書館、司書室、書庫、生徒会室、準備室×4、多目的室、教室、トイレ

くらいか

種類豊富だね、まったく

そして、扉の近くに立っているが

先程からなんか叫び声が聞こえているような、そうでないような

『蓮二、参加者人数増えてない?』

柳「どうしてだ?」

『なんとなく』

柳「見てみよう」

蓮二はページを戻していく

柳「!『参加者19名、継続者1名、計24名』」

丸「はぁっ!?」

切「どっかに居るんスよね!?」

『そうだね』

水島「助けないと!」

『待つんだ奈々』

水島「なんで!」

『今ここでむやみに探したらお陀仏になるのは私達の方だよ』

幸「そうだね」

蓮二は僕らの会話を耳に入れながらもこんどはページを進めていく
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