第7章 ゲームスタート
『本の内容でも確認しようか?赤也やブン太、水島のために』
切「氷月先輩、酷いッス」
丸「俺達を信用しろよぃ!」
水島「氷月、私も?」
『国語の点数が50もいかない人達だどれだけ理解できてるか此処で確認テストでもしてあげようか?』
「「滅相もございません」」
幸「課題テストが楽しみだね」
真「そうだな」
柳「と言う事は50は超えるのか」
柳生「問題は英語でもありますね」
仁「問題は出て来るばかりじゃのう」
ジャ「勉強会の意味はあるのか...」
この3人の理解力は絶望的に乏しいからのう
『まず、七不思議を解決する事が本来の目的である事を忘れないでほしい。途中、雑魚の妨害が絶えないからね』
柳「雑魚と言う事は、他には何がいるんだ?」
『それは出会わないとわからないや。今回は前回とは違うみたいだから現れる敵も違うと思われるよ』
切「なんか、完全にゲームをしている気分ッスね」
丸「フルダイブシステムのなS〇Oみたいな!」
柳生「アウトですよ。丸井君」
『しかもその本は図鑑でもあるから』
ジャ「ポ〇モンかよ」
仁「ジャッカル、アウトじゃ」
幸「じゃあ、蓮二が持っていた方がいいね」
柳「いいだろう、出会った時が楽しみだな」
『ほら、もう趣旨がずれているよ』
両手をパンパン鳴らして軌道修正
『七不思議は7番目を知ると帰れないと言うけど、それは7番目を解決すればどうにかなるかもしれない』
幸「問題はそこまで全員が生きている事だね」
『そうだね』
真「だが、ヒントだけで解決出来るものなのか?」
『最初の2つ3つまでは大丈夫だったけど、今回は何にも言えないから』
柳「何故、そこまで違うと言い切れるのだ?」
『まず、前回から何人が巻き込まれたかは知らないけど、すくなとも一緒の七不思議は存在しない。発生場所が一緒でも中身が違う場合が多いからね』
柳生「それでは、順番はランダムなのですか?」
『そうだね』
仁「それで、お前さんの目はどんな状況じゃ?」
『...変わらずに見えてるね。おそらく罰ゲームは現実世界でしか発揮しないのではないかな?不便で仕方ないけど』
テ「氷月ちゃん、右目を奪われたの?」
『うん』
メ「でも、今は手元にあるんだよねー?」
『そうだね』