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第6章 経験者


水島「え...」

水島の表情は一番悪くなっていた

それでも話をやめない自分は非情だと知った

その後に警察がやってきた

恐らく両親の事故を見ていたのではないかと言う事だ

だけどそれは違った

自分の家族・親戚全員が不審死を遂げていた事だった

生きているのは自分だけ

その理由を何か知っているのではないかと聞いてきた

勿論そんな事は知らない

そして、警察は最後に失踪事件が起きていると言った

聞き返せば自分たちは2日間の行方不明者になってたみたいだ

一番仲のよかった私に聞かれたが答えられるはずがなかった

警察が帰ってカウンセラーの人が来ても何も言えなかった

その日を境に幽霊を見たりする事が多くなった

最初はぼんやりと白い靄があっただけだったが

日に日にそれはハッキリを輪郭をなし、完全に見えるようになった

そして、12月に入った所自分の家はどうなるのかと思った時に

1人の誰かの母親が私の病室を訪ねてきた

『それは、雅治の母親だったんだ』

仁「プリ」

切「つ、ついて行けねー...」

私の母親と一緒の所で働いていて自分の事をよく自慢げに話していたと

そして、今回の事件をしり孤児院に預ける訳にも行かないから

一緒に暮らさないかと聞いてきた

断る理由もなければ行く当てもなかったので

その話を承諾した

冬休みに入った時に銀髪の男が見知った母親と病室に入って来た

それが雅治と最初に出会った所

彼は高校に進学する事が決まったらしく母親が自慢話に言ってくれた

丸「てか、中学は何処だったんだよぃ」

『うーん、君達を打ち破った学校だよ』

幸「へー、青学だったんだね」

『うん』

心なしか精市の後ろに何か黒い物が見えた

そして、彼と一緒の学校に行ってみないかと聞かれたので

そのまま二言で返事を返した

3学期は出席を稼ぎ、進学のレベルまで行き

一般入学で合格した

真「何位で合格したのだ?」

『一応、1位だと言う話を聞いたかな?』

ジャ「代表の挨拶は違ったよな?」

『精神が安定しいないから無理ってね』

入学して少ししてから自分の体験を思い出した

死んだ者から奪われる

もしかしたら、そこで自分は右目、食欲、家族・親戚を奪われたのではないかと

だとしたら、4つ目は何が奪われたのだろうか?
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