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ゲームはお好き?

第30章 白い桜の木


白川側

そこから食堂に移動して此処2ヶ月間の話をし終えた

私はうどんを食べながら

『あ、美味しいね』

水島「でしょー!」

と言いながら隣で奈々がオムライスを食べている

仁「......」

皆の首にからぶら下がっている物を見ると嬉しくなってくる

幸「そう言えば、これってどうしたの?

精市は自身の首から下げている雫型の宝石を見せてきた

『外部の仕事の報酬としていくつか貰ったので、そのままカット注文をして先輩達に送って貰いました』

柳「流石に驚いたぞ」

『サプライズプレゼント。生存報告も兼ねて』

水島「私、開けるのに10分くらい悩んだよ。美月の分までありがとうね」

『いいよ。何も言わなかったからね。お詫びにしといて』

水島「てか、美月の誕生日が7月だって知ってたの?」

『教えて貰ったよ。参謀殿に』

水島「お前か」

柳「急に聞かれたからな」

ジャ「てか、住所の心配はしなかったのかよ」

『ん?まあね』

丸「なんでだよぃ?」

『だって、引っ越ししそうな人がいなかったから。学生寮だったら先輩達が直接届けたかもね』

切「...てか、仁王先輩。俺を睨まないでくださいッス」

仁「睨んどらん。見とるだけじゃ」

『変装を見破れなかったからかな?それとも、赤也が抱き着いたから嫉妬とか?』

仁「煩い口じゃな」

『!』

顔が近い雅治は急に唇を奪ってきた

『...学校なんだけど』

仁「煩いからじゃよ。後でたっぷり遊んじゃるからな」

ガヤガヤと煩い食堂内がさらに煩くなった気がしたのは言うまでもないだろう

「あの子が雅治君の彼女さん?」

「でも、男に見えるよね?」

「ニューハーフとか!?」

「ないない」

幸「色々言われてるね」

『楽しそうだね、精市』

幸「奈々しかいじれないと物足りないからね」

水島「へ?」

柳生「奈々さん、おかずが落ちましたよ」

丸「勿体ないぜ!」

ジャ「俺のおかずを盗むんじゃねー!」

真「静かに食わんかっ!!」

柳「弦一郎、お前も静かにするんだな」

切「仁王先輩...、怖いッス...。ごめんなさいッス...」

これほど騒がしい昼食も久しぶりだったかもしれない

懐かしい昼ご飯だな
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